【売上拡大のチャンス?!】LINE公式アカウントのブロック防止方法3選

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昨今、「LINE」を使って集客や商品の認知拡大を狙うLINEマーケティングを行う企業が急増しています。国内利用者数の多さと開封率の高さから企業でよく使用されるLINEですが、ブロック率が高いことも特徴の一つです。

広告、プレゼントやクーポンの配布など企業によってLINEの利用用途はさまざまですが、どの企業もLINEを運用していく上でターゲットからの「ブロック」は、避けたいはずです。

では、企業のLINEアカウントはなぜブロックされてしまうのでしょうか?ブロック防止方法と共に解説していきます。


目次


1.LINEを運用する上で気をつけたい「ブロック」とは

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LINEの「ブロック」機能とは、特定の相手からのメッセージや音声通話、ビデオ通話を一切受け取らないようにする機能です。ブロックした相手からの新着メッセージや着信はトークタブに表示されなくなり、友達リストからも外されます。割引セールやクーポン、商品紹介などのLINEマーケティング施策から売上を伸ばそうとしている企業にとっては、お客さんとの大切な交流手段を一つ完全に失うことになります。ブロックリストから解除されない限り、企業からユーザーへ情報提供はできなくなり、売上に繋げることが難しくなります。

LINEアカウントの平均ブロック率

LINE公式アカウントのブロック率は、平均で20~30%と言われています。しかし、ブロック率は、友達の数や業界、運用用途によって大きく異なります。特に飲食店はブロック率が高くなる傾向があり、90%を上回るケースもあります。LINEブロックを完全に防止することは難しいですが、運用方法などを見直すことで、ブロック率を低下させ、認知拡大や売上増加が期待できます。

公式ラインがブロックされる原因

では、なぜユーザーは、一度友達登録をした公式アカウントをブロックするのでしょうか?

主な原因は以下になります。
 ・通知回数が多い
 ・通知する内容の関連性が低い
 ・通知する内容が有益な情報ではない


①通知回数が多い

LINEは開封率が高いため、企業は積極的に情報を発信する傾向があります。しかし、一つのアカウントから頻繁にメッセージが送られてくることで、通知を不快に感じるお客様が増えてしまい、ブロック率が上がります。有益な情報だとしても、通知を開くことに負担を感じブロックされてしまうことがあるため、通知頻度が増え過ぎないように注意する必要があります。頻度のみではなく、文章の長さにも細心の注意を払う必要があります。一件の通知に対して文章が一画面を超えないように文章構成など工夫しましょう。


②通知する内容の関連性・興味が低い

幅広い年代・性別のユーザーがいるLINEですが、基本機能で取得できるユーザー情報が限られており、各ユーザーのニーズに合わせて細かくセグメンテーションすることができません。そのため、ターゲットを絞って特定の内容を各顧客層に送ることは難しいのです。

セグメンテーションができていないことから、全ての友達に同じ内容を配信してしまい、ユーザーとの関連性が低いコンテンツを送ってしまう公式アカウントが多いのが現状です。自分の性別・年代では使わない商品情報が届いたり、自分が住んでいる地域とは別の場所の情報が届くことが続くと、内容に興味・関心がないことからブロックされてしまうことが多くなります。例えば、スキンケアブランドが「化粧落とし」に関する情報を一斉に送ってしまうと、「化粧水は使うが化粧落としは使わない」男性ユーザーにもメッセージが届いてしまいます。

通知を受け取ったユーザーは、関連性や興味がない内容ばかり配信するアカウントに対して反感を覚えてしまう可能性があり、LINE公式アカウントブロックのみではなく、ブランド自体への興味を無くしてしまう可能性もあります。効率よく集客・追客をするためには、顧客を細かくセグメンテーション化し、ブロック率を下げる必要があるでしょう。


③通知する内容が有益な情報ではない

配信する内容が「有益」ではない限り、ユーザーはフォローをするメリットがないことに加え、通知をうるさく感じやすくなり、ブロックされる可能性が高くなります。お店からすれば、近況や新サービスについて積極的に発信していきたいと思うのですが、お店が発信したい内容ばかり優先していると、ユーザーのニーズと合っていない可能性があります。「どのような情報が知りたいのか」とユーザーの目線に立って配信内容を考えることで、フォローする意義を与え続けることができ、ブロック率を下げることが期待できます。


2.企業LINEのブロック防止方法三選

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①配信頻度の見直し

企業アカウントの配信頻度は週1回程度が最適だと言われています。それ以上送ると通知がうるさく鬱陶しいと思われ、ブロックされる確率が高まります。一方で、週一回より大幅に少ない場合、配信が少なくユーザーからフォローしていても意味がないと認識されてしまうだけではなく、LINEマーケティング施策が結果に繋がりにくくなります。月2~4回ほどの配信に抑え、他のコミュニケーションの邪魔にならない程度に効率的に企業情報をユーザーに届けることを意識しましょう。

②あいさつメッセージの設定、クーポンなどの提供

ブロック率を下げるためには、「自分にとってプラスな情報を提供してくれるアカウント」と一度興味を持ったユーザーに認識してもらう必要があります。そのために実践できる対策を2つご紹介いたします。

一つ目は、定期的にクーポンやキャンペーンなどのお得情報を発信することです。ユーザーが企業のLINE公式アカウントをフォローする理由として一番多いのが、「クーポンやキャンペーン、セール情報を取得するため」です。クーポンなどを配信することによって、フォローしている人しか得られない便益を提供することが可能です。ユーザーに継続的にフォローしてもらいブロック率を下げるためには、定期的にお得情報や便益を提供することが必要不可欠と言えるでしょう。

二つ目は、「あいさつメッセージ」にて、通知をオフにする方法を伝えることです。「あいさつメッセージ」とは、ユーザーが企業アカウントをフォロー、またブロック解除した際に自動的に送られるメッセージのことをいいます。ここで、通知オフを促すと企業の情報が届きにくくなると懸念を抱く方も多いと思いますが、「通知オフ」にしてもらうことでブロック数を減らすことが可能です。ブロックをしてしまうと解除しない限りメッセージは届かないのですが、「通知オフ」の場合、メッセージは受信されます。配信頻度をあらかじめ伝えたり、通知オフを積極的に促すことで、ユーザーは自分のタイミングでメッセージを確認できるようになることに加え、通知によるストレスも軽減できるため、ブロック率が下がることが期待できます。通知オフのお知らせをしつつ、ターゲットが一番アクティブな時間帯に配信をすることで、ブロックを防止すると同時に開封率を上げることも可能です。

③セグメント配信を行う

LINE公式アカウント上で配信をする場合は、可能な限りセグメントを細かく分けて、それぞれのターゲットに適した内容を送るようにしましょう。理由としては、性別や年代、お住まいの地域などでセグメント設定せず一斉送信をしてしまうと、ユーザーに関連性が低い情報や有益ではないメッセージを送ってしまうことに繋がり、ブロックされる原因となってしまう可能性があるからです。

LINE公式アカウントでは、以下の項目でユーザーを属性分けし、セグメント配信できる機能が備わっています。

  ・性別
  ・年代
  ・住まい(都道府県まで)
  ・利用しているOS
  ・フォローしてからの期間

友達を属性別に分けてターゲティングすることによって、それぞれのユーザーと関連性が高い情報、つまりユーザーが求めている情報を、手間をかけずに配信することが可能です。ユーザーニーズに合った情報配信を心がけることが、ブロック率を下げる近道になるでしょう。


3. anybotの自動セグメンテーション&配信ツール

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エボラニ株式会社のanybotを使えば、LINE独自の属性分け機能のみではなく、業界や商材に合わせて、会社独自のセグメンテーション設定をすることが可能です。

既に十分に理解していただけていると思いますが、企業LINEのブロック率を下げるためには、ユーザーを属性別にセグメントに分け、各ユーザーに対して関連度や有益度が高い配信をすることが重要になっていきます。

anybotはエンゲージメント・顧客のタイプ・興味などに基づいて、ポテンシャルの高い顧客のペルソナデータをご自身で作成いただけるので、顧客のセグメンテーションに掛かる多くの手間や時間を省きます。また、適切な顧客グループに適切なメッセージを配信することで、ブロック率を抑える以外に、ダイレクトマーケティングコストを大幅に抑えることが出来ます。


最後までお読みいただきありがとうございます。 メッセージの配信頻度・有益情報の有無・細かいセグメンテーションを意識して、 効率良くLINEマーケティングを行いましょう。


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